月の時間

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自分だけの処方箋、ありますか?

こんにちは、Kiyukaです。

 

突然ですが、心が曇り空の時の処方箋、ありますか?

曇り空どころか、生きていると、大雨だったり嵐だったり。

 

そんな時は今すぐにでもそこから逃げ出したい思いでいっぱいになります。

逃げ出せたらいいのだけど、

現実は、耐えるか、気にしないと決めてやり過ごすか。

概ね、「逃げる」という選択肢は、あっても選ばないんじゃないかな。

 

そんな時は、「今すぐ処方箋を!」という、カンフル剤的な何かを思いめぐらします。

それがいつも引き出しに整理されていて、

「今日みたいなときはこれ。」とスイスイ出せたらいいのだけど、

心の整理がへたくそな私は、だいたい、

「こんな時は何だっけ、何が好きなんだっけ。」と頭の中で思考がグルグルして落ち込みます。

 

それで、最近ようやく心が曇りマークの時の処方箋を書き出しておこうと思い立ちました。

私の場合、先の記事にも書きましたが、

 

・本屋さんに行く

・家で雑誌を見る

・家で漫画を読む

・マイキッチンで料理をする

・マイキッチンでお菓子を作る

・目に見えないところを掃除する

・ベランダで星を観る

 

だいたいこんな感じです。

運動は今のところ入っていない(笑)

 

気付いたのが、旅行に行くとか、ほしいと思っていたお洋服をエイヤっと買ってしまうとか、

そういうことではないのだな、ということです。

 

実はわたし、ストレスがたまると散財してしまう癖があって。

それも、気が付いたら散財しているタイプです。

 

目的もなくショッピングモールをうろうろする。

目についたちょっとしたものをパッと買ってしまう。

 

で、家に帰って気分がいいかというと、散財の罪悪感と後悔の嵐です。

当て所なくウロウロした後は、体の疲れもなんだか嫌な疲れ方で、もちろん心なんか晴れません。

 

YouTubeで大好きなチャンネルがありまして、その中でそのYouTuberの方が言ってたんですね。

 

真の癒しや満足は、身近な暮らしの中の当たり前のことに手間をかけてみることにあると。

 

その時は、理想だなあと思ったのと同時に、その時間がなかったりするんだよな、と思ったんですが、

最近はつくづく真実だなと思います。

 

料理や掃除の方が、遠くにでかけたりモノを買ったりすることでは感じなかった何倍もの癒しがありました。

 

自分で作った料理は、ウソみたいだけどデパ地下のお惣菜よりおいしい。

自分で焼いたスコーンは、有名なパティスリーのものとは見かけも質感も劣るのに、なぜか美味しくて何個でも食べられる。

 

以前は、自分がどうやったら心の癒しを得られるのかよくわかってなかったのだと思います。

 

だから、なんとなくにぎやかなところに行って、

なんとなく目についたものを買って、

なんとなく休日を終える。

 

わたしの癒しは、どこか遠くというより、日々の営みの中にありました。

 

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