月の時間

月の時間へようこそ。

この人みたいに仕事をする人でありたいなぁ。

3/23(木)

毎朝利用する公共バスの運転手Aさん。

まだお若そうで30代ぐらいに見える。

このAさんのように仕事をしたい。

バスの乗客を「乗客」とひとかたまりで見ていない。

私が利用するバスは、乗る時にバスの真ん中のドアから乗車し、降りる時は運転席のドアから降りるタイプのバス。

つまり降りる時にバスの運転手の前を通る。

Aさんは、必ずひとりひとりの顔を見て、「ありがとうございます、行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれる。

通勤時間帯のバスに加え、わたしの降車場所はメインターミナルのバス停なので、人がどどっと一気に降りる。

でもひとりひとりに「行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれる。

運行中のバスのアナウンスも、Aさんの運行だけ、恐らくマニュアルにないであろう「暑かったり寒かったりなど、何かきになることがございましたら、遠慮なく乗務員にお声かけ下さい」の言葉がある。

たまたま帰宅時のバスでAさんが運転手だったことがあったが、その際は「今日も一日お疲れさまでした」とアナウンスしてた。

声の調子も話し方も、とても丁寧で心を感じる。

いつ乗り合わせても温かくて優しくて、気分や仕事感覚ではないことが分かる。

朝からいい気分になるし、帰宅の際は労われた気持ちになって本当に嬉しくなる。

仕事を通して人の気持ちにこんな影響を与える人でありたい。

今まで仕事で出会ったどんな人より刺激を受けた。