自分だけが知らないこと
4/16(日)
だいぶ大人になって、「こんなこと初めて知ったよ」なんてことがある。
例えば誕生星座。
私は蟹座なのだけど、そういえば蟹座を探したことがないなと思い、だいぶ大人になって7月の夜に蟹座を探した。
そこで初めて知る。
誕生星座というのは自分が生まれた時に太陽の後ろにあった星座のこと。だから7月の夜に蟹座は観れないのだ。
これ、みんな知ってるのかなぁ。
小学校の時に習ったっけ??
ちなみに蟹座は春の星座で2〜4月ごろの夜空で会える。ただし、暗い星ばかりなので私の住む街中のベランダからは、星座双眼鏡を使っても見えない。
こんなこと、つい最近まで知らなかったよ。
何もせずにボーッとできますか?
3/29(水)
ボーッとするのが年々苦手になってくる。
手が空いたら何かしないと怠けているような気がしてしまうのだ。
でも、天気のいい日に公園に行ったら、たぶんどんな人でも自然にボーッとできる。
ボーッとするのも環境が大事だ。
家にいると何かしら目についたりしてできない。
こうやって公園のハトと接近するのも、また非日常でよいものだ。
今しかできないことに想いを向ける
3/25(土)
両親と夜桜を見に行った。
人生を仮に80年とすると、桜を見て嬉しくなったり感動したりできる機会は80回もない。
何かに忙しかったりしていうちに一度も桜を見ないままその年が過ぎたこともあると、もっと少なくなる。
そのうち大切な人と一緒に見る機会はもっと少ないだろう。
どんな瞬間もあっという間に過去になる。
今日の桜もしっかりと目に焼き付けておきたい。
この人みたいに仕事をする人でありたいなぁ。
3/23(木)
毎朝利用する公共バスの運転手Aさん。
まだお若そうで30代ぐらいに見える。
このAさんのように仕事をしたい。
バスの乗客を「乗客」とひとかたまりで見ていない。
私が利用するバスは、乗る時にバスの真ん中のドアから乗車し、降りる時は運転席のドアから降りるタイプのバス。
つまり降りる時にバスの運転手の前を通る。
Aさんは、必ずひとりひとりの顔を見て、「ありがとうございます、行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれる。
通勤時間帯のバスに加え、わたしの降車場所はメインターミナルのバス停なので、人がどどっと一気に降りる。
でもひとりひとりに「行ってらっしゃいませ」と声をかけてくれる。
運行中のバスのアナウンスも、Aさんの運行だけ、恐らくマニュアルにないであろう「暑かったり寒かったりなど、何かきになることがございましたら、遠慮なく乗務員にお声かけ下さい」の言葉がある。
たまたま帰宅時のバスでAさんが運転手だったことがあったが、その際は「今日も一日お疲れさまでした」とアナウンスしてた。
声の調子も話し方も、とても丁寧で心を感じる。
いつ乗り合わせても温かくて優しくて、気分や仕事感覚ではないことが分かる。
朝からいい気分になるし、帰宅の際は労われた気持ちになって本当に嬉しくなる。
仕事を通して人の気持ちにこんな影響を与える人でありたい。
今まで仕事で出会ったどんな人より刺激を受けた。
忙しいと、そこにあるものが見えなくなる話
3/21(火)
仕事で、忙しさと煩雑さとイライラがフルセットだった時期がある。
いつも疲れていて、気合いだけで仕事を乗りきれる典型的な昭和のビジネスマン。
そしてこの忙しい時によくミスをしていた。
ミスの中でも「見落とし」が多かった。
メールでお客さんから注文書が届いていて、その前後のメールは処理しているのに、なぜかすっぽり注文書が添付されたメールだけ見落としている。
そこだけ飛ばすなんてことは考えられず、見ているのに見落としているのだ。
どうして私は注文書をよく見落とすんだろうと、その時期はひどく落ち込んだ。
他のメンバーはあまりそういうことがなく、私だけ見落とし事故がなくならなかった。
他の人より多くの仕事をかかえ、内容も難易度がたかいものだったり仕事は煩雑を極めた。
おまけに新人が来ればそこにも手を取られ、自分の仕事は時間外でこなす始末。
なんで私だけこんな目に遭うんだよ。
長いことそんな時期があった。
今年になってそんな自分もパターンも全部嫌になって、すっぱりやり方を変えた。
速い話が仕事の抱え込みをやめて、時間外に仕事をするのもやめた。
夜は早く寝て、朝はそこそこの時間に起きる。
その日こなせるだけの仕事をして、残った仕事は明日の自分を信じて託し、終わる。
そうしたら、見落としやミスをしなくなった。
それに、以前より多くの仕事を短い時間で終えられるようになったのだ。
集中力の質が違うのだ。
忙しさとはただの非効率じゃないか。
それに、目の前にあるものにも注意が行かなくなる。
見ているのに見えていない。
私の消えるメールのからくりはそういうことだったようだ。
仕事だけでなく、自分自身のことや友達のこと、家族のこと。心を向けられなくなっていた。
大切なものが目の前にあるのに、そこに存在しているのに、見えていないようになっちゃうなんて悲しいことだよね。
長い時間がかかったけど、気づけてよかったと思う。
自分探しが好きな人へ
3/20(月)
自分探しとはよく聞く言葉。
イメージ。
人生こじらせ女子の大好物。(ごめんなさい🤭)
斯く言う私も、こじらせる人。
今の自分はまだ本当の自分じゃなくて、自分を輝かせる場や生き方が見つかってないだけ。
心の渇望感をエサに、こじらせ女子は今日も自分探しの迷路にいざ出発!
自分探しがクセになっている人は、人生は一枚の未完成のジグゾーパズルのようなものだと思ってる。
欠けたピースを必死になって探し、
これでもない、あれでもないと、ピタッとはまるピースがあると信じて探し続ける。
でもね、人生ってパズルみたいに完璧に完成するピースが最初から用意されてるわけじゃない。
もしかしたら欠けた状態で完成なのかもしれないし、ないピースは自分で作らないといけないのかもしれない。
この場合、探したところでピースは永遠に見つからない。
ないものを絶対にどこかにあると思って探していたら、そのうち疲れ果ててあきらめてしまうよね。
あきらめなかったとしても、最後まで永遠に見つからない。
そうなったら人生の終焉にどんな気持ちになるだろう。
自分探しの旅を終わらせる方法。
今の自分にオーケーを出す。